赤城たちがパニックに陥る一方、消失した緑川は誰もいないフロアで目を覚ました。 自分たちがいたのと全く同じ場所にもかかわらず、大声で呼びかけても何の返事もない。胸元にはナイフが刺さっていたが、抜いてみると痛みも傷跡も全くない。何が起きているのか混乱する緑川。 手元のスマホで儀式の生中継を見ると、どうやら皆緑川が死んだと思い込んでいるようだ。どうにかして、自分が生きていることを伝えようとする緑川だったが…。